スズキ GSX‐R1000R のケビン・シュワンツになるVR…大阪モーターサイクルショー2018

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ケビン・シュワンツのGSX‐R1000Rの走りを我が手にするVR体験
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大坂モーターサイクルショー、寒の戻りと平日が重なり、今一つの人出となった中でも来場者の関心を集めるのが、スズキブースの一角にあるVR(バーチャルリアリティ)で再現する「GSX‐R1000R」の世界だ。

GSX‐R1000Rは「GSX-R史上最もパワフルで、最も加速に優れ、最もクリーンに走る」と称され、速く走るための同社の技術をすべてつぎ込んだ、MotoGPを頂点とする世界最速を競うためのマシンだ。

ひときわ高い壇上に鎮座するマシンに乗車する前に、スタッフから手渡されるのが、目元を覆うVR装置だ。この中でGSX‐R1000Rを操るのは、ケビン・シュワンツ。1993年ロードレース世界選手権500ccチャンピオンだ。映像はシュワンツが豪ビクトリア州のフィリップ・アイランド・サーキットで走った様子を撮り下ろした。

しかし、来場者の目に入るのはシュワンツではなく、その走り! VRマシンは左右にバンクさせることが可能だ。サーキットで安全が確保された状態でも簡単には乗りこなせないものが、あたかも自ら乗りこなしているように感じられる。これぞバーチャルの世界だ。

昨年の東京モーターショーで、スズキはGSX-RRを使ったMotoGPシュミレーターを投入。マシンとライダーを包み込む大型モニターに走行風景を投影し、来場者にMotoGPの世界を体感させた。しかし、この時のマシンは直立で固定されたまま。頭部にVR装置を装着するわずらわしさはなかったものの、自ら操縦する一体感が得られたとまでは言えなかった。

しかし、大坂モーターサイクルショーに投入したGSX‐R1000RのVRは、スズキ的に表現すれば「史上最も臨場感にあふれ、最も一体感を感じ、最も自分が速く走った気になる」優れモノだ。

このVR体験は、昨2017年のEICMA(ミラノ国際モーターサイクルショー)で初登場した。国内は大阪モーターサイクルショーに続き、東京でも披露される。さらに、GSX‐R1000Rも、参考出品車ではあるが輸出仕様の新色で、国内初出品だ。
《中島みなみ》

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