洗車のついでが正解だった! フロアマットを洗うだけで車内の快適性が上がる~Weeklyメンテナンス~

洗車のついでが正解だった! フロアマットを洗うだけで車内の快適性が上がる~Weeklyメンテナンス~
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この記事で解決することは、フロアマットの選び方と正しい洗い方だ。汚れや臭いを防ぎ車内を快適に保つため、タイプ別の特徴や清掃のコツを具体的に整理していく。

◆フロアマットは車内の快適性を左右する重要アイテム

車内の重要な機能アイテムのひとつがフロアマットだ。車内の汚れ対策はもちろん、防音や断熱にも役立つ多機能アイテムである。普段のメンテナンスも忘れずに実施し、常にクリーンな状態を保ちたい。

フロアマットには大きく分けて3つのタイプがある。ひとつはポピュラーなカーペット素材を使ったタイプ、もうひとつはラバータイプ、さらに汚れを車内に拡散しにくいトレー形状の立体タイプだ。そんなフロアマットは定期的なクリーニングが必須である。

ラバータイプやトレー形状のタイプは汚れが見えやすく、泥やホコリが堆積している様子もわかりやすい。そのため、車外に持ち出して清掃するタイミングをつかみやすい。一方でカーペットタイプは、見た目にはそれほど汚れていないことが多い。そのため「まだ清掃する必要はなさそう」と思いがちだ。

しかし次の洗車時に試しに車外へ持ち出し、布団たたきなどで軽く叩いてみると、想像以上に汚れていることがわかる。カーペットから大量のホコリが舞い上がり、初めてのユーザーなら「こんなに汚れていたのか」と驚くはずだ。これはカーペット素材に長めの毛足があり、生地の奥にホコリをため込みやすいためである。表面上はきれいに見えていても、車外から持ち込んだホコリや汚れは少しずつ蓄積していく。見た目に惑わされず、定期的な清掃を心がけたい。

◆フロアマットの種類別メリットと注意点

カーペットタイプ

メリット:質感が高く車内になじみやすい。防音性や断熱性も期待しやすい
デメリット:ホコリや砂が奥に入り込みやすく、汚れに気づきにくい
対策:定期的に車外へ出して叩き、ブラッシングや水洗いを行う

ラバータイプ

メリット:泥汚れや水分に強く、洗いやすい
デメリット:質感は実用重視で、車種や好みによっては無機質に感じることもある
対策:雨天やアウトドア中心の用途で選ぶと満足度が高い

立体トレータイプ

メリット:砂や泥、水を受け止めやすく、車内に汚れを広げにくい
デメリット:形状によっては足元の感触に好みが分かれる
対策:キャンプや釣り、雪道走行など汚れやすいシーンで使い分ける

◆フロアマットの洗い方と乾燥のポイント

そんなフロアマットの清掃は意外と簡単だ。基本はクルマから持ち出して水洗いすること。軽い汚れであれば、ホコリを叩いて落とすだけでも十分な場合がある。ブラシなどを使って汚れている箇所をこするのも効果的だ。

それでも汚れが気になる場合は、中性洗剤を適度に薄めて汚れている箇所を洗浄するとよいだろう。またカーペットに使える内装用クリーナーも用意されているので、洗浄力や色落ちが気になるユーザーは専用品を使うほうが安全で使い勝手もよい。クリーナーには液体タイプに加えて、飛び散りにくい泡タイプもある。フロアマットの洗浄にはこうしたアイテムも便利だ。

ただしフロアマットの水洗いにおいて、洗浄と同じくらい大切なのが乾燥である。しっかりと乾燥させたうえでクルマに戻すことを忘れてはいけない。もともとフロアカーペットは防カビや防臭に配慮された製品も多く、通常使用で大きな問題が起きることは少ない。それでも生乾きのまま設置すると臭いの原因になる場合があるため注意したい。

◆洗車の質を高めるならリンサークリーナーも有力

洗車のクオリティを上げたいユーザーなら、カーペットクリーナーやリンサークリーナーと呼ばれる湿式掃除機の導入を検討してもよい。これは水やスチームを吹きかけながら汚れを落とし、その水分を吸い取れる機器だ。わかりやすく言えば水を使える掃除機である。

フロアマットの水洗いはもちろん、シートなどの布地部分の清掃にも使える便利な機器だ。車内を広い範囲で清掃できるため、仕上がりの満足感も高い。かつてはプロの車内クリーニングで使われる機材という印象が強かったが、近年はユーザー向けの手ごろなモデルも増えている。この機会に導入してみるのもよいだろう。家庭用カーペットの清掃にも使えるため、実は汎用性も高いアイテムである。

ただしデメリットもある。本体の保管場所が必要で、使用後はタンクやノズルの手入れも欠かせない。導入前には使用頻度と保管スペースを確認しておくと失敗しにくい。

◆フロアマットは用途に合わせて使い分けるのがコツ

フロアマットのタイプ選びも、車内を快適に使うための大切なポイントである。一般的にはカーペット素材のフロアマットが使われることが多いが、アウトドアで汚れを車内に持ち込む機会が多いなら、トレー形状の立体タイプや洗いやすいラバータイプを選ぶのもよいだろう。

新車購入時にカーペットタイプを選んでいても、アウトドアレジャーに出かけるときだけ立体タイプのフロアマットに交換するなど、シーンに合わせて使い分ける方法もおすすめだ。このように2種類のフロアマットを用意しておけば、片方を清掃して乾燥させている間も、もう片方のフロアマットでそのままドライブに出かけられるというメリットもある。

◆定期的な清掃が車内の清潔感と快適性を守る

定期的な清掃で車内をクリーンに保てるのがフロアマットの大きな役割だ。実際に清掃してみると、想像以上に汚れていたことに気づくケースは少なくない。次に洗車する際には、フロアマットの洗浄もあわせて実施したい。足元がすっきりするだけでも車内の印象は大きく変わる。リフレッシュした気分で、次のドライブに出かけられるはずだ。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後、出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務した。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請け負う。現在もカーオーディオをはじめとしたライティングを中心に活動中。

《土田康弘》

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