BMWが電動化技術に特化して立ち上げた新ブランド、「i」。その「i」から、電動アシスト自転車のコンセプトモデルが登場した。
これは13日、BMWグループが明らかにしたもの。小型EVの『i3コンセプト』、プラグインハイブリッドスポーツカーの『i8コンセプト』に続くのは、電動アシスト自転車コンセプトの『i Pedelec』だ。
i Pedelecの特徴は、折り畳み自転車という点。2013年に発売予定の『i3』のトランクに、2台のi Pedelecがぴたりと収まる設計だ。アルミやカーボンファイバーなどの素材を使用し、20kg以下と軽量に仕上げられる。
モーターは最大出力250W、最大トルク2kgmを発生。モーターのパワーは最高25km/hに達するまでアシストを行い、1回の充電で最大25‐40kmをアシスト走行可能だ。二次電池は蓄電容量300Whのリチウムマンガンバッテリー。充電は家庭用コンセントで4時間、急速チャージャーで1時間30分だ。i3のトランクにも、i Pedelec用の充電ソケットが装備される。