
ダイハツも中国生産は合弁に---2年後にも次期車種で実現
ダイハツ工業は、中国の第一汽車グループとの共同生産を現在のライセンス供与から合弁事業に発展させる計画だ。山田隆哉社長が明らかにしたもので、新たな生産車種を立ち上げる際に新会社に移行させる方針。2年後には実現したい考えだ。

【株価】好決算---日産、ダイハツが反発
米国株高を好感し、全体相場は反発。もっとも上値の売りが厚く、平均株価の上げ幅は3円足らずにとどまった。自動車株は高安まちまち。日産自動車が反発。この日、3月期業績を増額修正するとともに、本業の有利子負債を完済したことを発表。ダイハツ工業も前期連結経常利益が増額修正されたことを受け反発。

ダイハツ決算、国内の軽自動車販売が好調で増収
ダイハツ工業が23日発表した2003年3月期連結決算は、売上高が前期比2.7%増の9695億円、純利益は58.7%増の147億円で2期ぶりの増収増益となった。経常利益は21.0%増の195億円だった。

【株価】トラック買い換え需要で期待---いすゞが100円台を回復
幅広く買いが入り、全体相場は続伸。自動車株も全面高となった。いすゞが前週末比10円高の103円と、昨年5月14日以来11ヵ月ぶりに100円台を回復。排ガス規制強化による買買い換え需要を背景に、業績の向上に期待する買いが継続している。

ダイハツの中国新ブランドは「DARIO」に
ダイハツ工業は21日、中国市場向け専用となる新ブランド「DARIO」(ダリオ)を発表した。今年秋から第一汽車グループの一汽華利(天津市)で生産する小型SUV『テリオス』に新ブランドを冠し、年末から売り出す。21日開幕した上海モーターショーにも新ブランドによるテリオスを参考出品している。

【株価】北米販売に自信、割安感も強まる---トヨタが6日ぶり反発
米国株高を好感し、全体相場は6日ぶりに反発。幅広い銘柄に買い戻しが入り、自動車株も全面高となった。トヨタ自動車が反発。訪米中の張社長の強気な見通しが好感された。

ダイハツ『ストーリア』を一部改良、価格据え置きで装備を充実
ダイハツ工業は、小型乗用車『ストーリア』を一部改良して販売開始した。価格は据え置きながら装備を充実した。今回の一部改良では、「CLリミテッド」の内装をリニューアルした。手触りの良い新意匠のシート表皮、ドアトリムを採用して質感を向上した。また、新色4色を含む全8色で豊富な車体色を採用した。

ダイハツ快勝? ---軽車名販売でトップを奪還、『ムーヴ』対『ワゴンR』
3月の軽自動車の車名別販売台数で、ダイハツ工業のムーヴが2万6363台となり、2カ月ぶりにトップに立った。2月にスズキのワゴンRに4台差で負けたが、再びムーヴが巻き返した。ワゴンRは2位で、2万4749台だった。

スズキvsダイハツ、し烈な競争で過去最高……軽販売、3月の実績
全国軽自動車販売協会連合会が1日発表した、3月の軽自動車販売台数によると、スズキとダイハツ工業の実績が3月として過去最高になった。期末の最大の需要期を狙い、ダイハツが新型『ミラ』、同『ムーヴ』で本格的な販売攻勢に出たためで、両社の同月のシェア差は1ポイントと、今年1月以降で最も縮まった。

【株価】16年ぶりの小動き---日産ディーゼルは高値更新中
米国株は下げたが、公的年金の買いに対する観測も強まり、全体相場は小幅続伸。もっとも平均株価の上げ幅は58円19銭と、87年1月以来16年ぶりの小幅にとどまった。自動車株は高安まちまち。