『タント』のエンジンはダイハツの新世代660ccユニット、「TOPAZ」系列。
可変バルブタイミング機構付きDOHC直列3気筒自然吸気のEF-VE型(43kw[58ps]・64Nm[6.5kgm])と、DOHC直列3気筒ターボのEF-DET(47kw[64ps]・103Nm[10.5kgm])の2機種がラインナップされる。
トランスミッションは自然吸気の2WDが4AT、同4WDが3AT、ターボは2WD、4WDともに電子制御4AT。
自然吸気は可変バルブタイミング機構によって、1500rpm〜7000rpm+で最大トルクの約80%を発生させる“超”フラットトルク型。最大トルクは550cc時代の実用型ターボエンジンに迫る数値で、良好な発進加速、高速巡航性を確保。10-15モード燃費は2WDが18km/リットル。
ターボは最高出力こそ軽自動車の自主規制値64psに抑え込まれているが、4200rpmですでに60psを超えるパワーカーブを持っており、かなりの高性能。10-15モード燃費は2WDで17.6km/リットルと、自然吸気とほぼ同じスペックだ。