ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切

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本田技研工業は6月20日、7車種の燃料装置(低圧燃料ポンプ)ついて低圧燃料ポンプの改善措置において、改善措置部品の梱包作業が不適切なため、燃料満タン時に燃料が漏れるおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのは2017年7月8日~2020年2月25日に製造された『オデッセイ』、『N-BOX』、『N-BOXカスタム』、『ジェイド』、『N-VAN』、『N-WGN』、『N-WGNカスタム』の1万2653台。

今回のリコールは、2023年10月13日付けおよび12月8日付けですでにリコール届出した低圧燃料ポンプの改善措置において、改善措置部品に異品を出荷したことが判明したため、組付けられた可能性がある車両に対し、再度届出を行なう。

改善措置部品の梱包作業が不適切だったため、異品のパッキンを出荷したものがある。そのため燃料ポンプと燃料タンクのシール性が不足し、燃料満タン時に燃料が漏れるおそれがある。

改善措置として全車両、低圧燃料ポンプのパッキンを正規品に交換し、周辺部品(ロックナット等)を新品と交換する。

不具合の発生件数は6件、事故は起きていない

《宗像達哉》

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