テーマは「Boost Your Engine」、トーヨータイヤは新しい挑戦と3つの新製品を発表…東京オートサロン2023

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トーヨータイヤ / 東京オートサロン2023
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「Boost Your Engine」を合い言葉にする2023年のTOYO TIRES(トーヨータイヤ)は、多数の新しいチャレンジを掲げる。まず清水隆史代表取締役社長兼CEOから発表されたのは、「展示車両と展示内容と共に新たなフィールドに挑みたい」という高いモチベーションだ。

今回、3種類の新製品の発売と同時に商品のリニューアルなどを加えると多数の新製品を発表。そして、2023年1月2日にスノーモービルによる不慮の事故でこの世を去ったケン・ブロック氏への哀悼の言葉が述べられた。

「KEN BLOCK」の走りは、数々の伝説的な走りとともに永遠に脳裏に刻み込まれる

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当初はこの東京オートサロン2023のトーヨータイヤブースに、ケン・ブロック氏も登壇予定であった。EVのアウディである「AUDI S1 e-tron quattro Hoonitron」(装着タイヤ:トーヨータイヤ プロクセス R888R)が展示されており、ドリフトジムカーナ走行をラスベガス中心部で行った最新映像についてのトークショーやファンイベントへ参加する予定であった。

世界的に超ハイパフォーマンスにチューニングされたEVで、ラスベガス中心部で派手なドリフト走行をする映像は話題になり、新時代を予感させる動画としても話題に。清水社長からの追悼のメッセージは次の通り。

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「まだ走ったことのない道であっても、果敢に挑戦するKEN BLOCKの姿に我々は常に共感と尊敬心を抱き、そしてパートナーであることを誇りとしてきました。情熱的な咆哮を上げ、それでいて紳士然とした美しさをまとった走り、それこそKEN BLOCKそのものだったと私は思います」

「彼の走りは無二の至宝として脳裏に刻まれ、永遠に記憶されることでしょう。KEN BLOCK氏の数々の挑戦に深く敬意を表するとともに、この場を借りて心からご冥福をお祈りしたいと思います」

同社の「まだ、走ったことのない道へ。」というブランドステートメントを体現したケン・ブロック氏への追悼とともに、「挑戦心と独創的な発送で世の中に驚きと感動を提供するブランドでありつづけたい」と清水社長から熱いメッセージが語られた。

挑戦し続けるトーヨータイヤを体現する、2023年の多数のチャレンジを発表

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これまでも多くのモータースポーツに挑戦し続けているトーヨータイヤ。ニュルブルクリンク24時間耐久レースに挑んできたトーヨータイヤだが、2023年は「Ring Racing」とタッグを組み、ドライバーには木下隆之選手を起用する。

木下隆之選手はニュルブルクリンク24時間耐久レースに日本人最多出場記録を持つレーシングドライバーであり自動車ジャーナリスト。GT選手権やスーパー耐久シリーズなどに参戦経験を持ち、スーパー耐久では数多くの勝利とチャンピオンを獲得してきた耐久レースマイスターでもある。

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2022年もニュルブルクリンク24時間耐久レースにチャレンジしており、2023年はリングレーシングからの参戦を発表。同時に、同車のフラッグシップブランドである「PROXES(プロクセス)」ブランドのアンバサダーへの就任も発表された。

そのニュルブルクリンク24時間耐久レースで車両製作とメンテナンスを行う「Ring Racing」からウヴェ・クリーン代表が登場。トーヨータイヤでニュルブルクリンク24時間耐久レースに挑むことへの喜びと、今年の決意を語った。

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また、ドリフト競技で世界的に知られるマッド・マイク選手は4ローターのロータリーエンジンを搭載したマツダ3でTCPマジックよりパイクスピークヒルクライムへ参戦(装着タイヤ:PROXES Slick)。さらに今シーズンはFormula Drift Japan(FDJ)へ同じくTCPマジックの4ローター搭載マツダ『RX-7』(装着タイヤ:PROXES R1R)で4年ぶりにフル参戦の予定だ。

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川畑真人選手も引き続きD1GPに参戦(装着タイヤ:PROXES R888RD)。2022年も単走チャンピオンに輝いた走りで、さらなる好成績とタイヤの性能のアピールを誓う。

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俳優でありラリードライバーである哀川翔さんも登壇。「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」の総監督として今年も好成績への意気込みを語った。ちなみにこのチームのドライバーとしては、2022年は川畑真人選手と、プレスカンファレンスのMCを務める、モータージャーナリストの竹岡圭さんが参戦する。

「プロクセス」ブランドから注目の新製品が2種登場、サステナ素材の採用も順次拡大

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新製品として、フラッグシップモデルの「PROXES Sport 2」が登場。快適で乗り心地よくハイグリップなフラッグシップモデルとしての性能をさらに追求。IN/OUT側のコンパウンドを変更することでウエット性能を大幅に向上しハンドリングをアップすることで、トータルバランスの優れたプレミアムパフォーマンスタイヤだ。

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「PROXES Comfort IIs」は転がり抵抗を減らして燃費性能を向上。シリカの分散剤にはサステナブルな素材を採用することで環境に配慮。左右非対称形状でロードノイズを抑えながら高性能を実現した。スポーツ性がありながら快適な乗り味と低燃費性能を両立している。

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「H30」はホワイトレター+ロゴがシャープに彩るサイドウォールデザインで進化。ハイエースやキャラバンなどのワゴン系を中心に、見た目にも鋭いタイヤを演出している。

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加えて、ダカールラリーの参戦車両にも供給している「OPEN COUNTRY M/T-R」はサステナ素材を採用によるリニューアル。「OPEN COUNTRY A/T III」はホワイトレターモデルが参考出品された。

そして2022年12月に新しく開設した同社のセルビア工場についても言及。2019年に先行した設立されたドイツのR&Dとともに、欧州の基準を満たす高機能研究や材料開発を進めることで、高品質な製品の北米・欧州への出荷と国内への技術のフィードバックも期待される。

新製品の登場と、幅広いジャンルにおいて熱いモータースポーツ活動が展開されることは間違いない。トーヨータイヤの新製品、そしてあらゆるジャンルを超越したモータースポーツ活動から目が離せなくなりそうだ。

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《加茂新》

加茂新

加茂新|チューニングカーライター チューニング雑誌を編集長含め丸15年製作して独立。その間、乗り継いたチューニングカーは、AE86(現在所有)/180SX/S15/SCP10/86前期/86後期/GR86(現在所有)/ZC33S(現在所有)。自分のカラダやフィーリング、使う用途に合わせてチューニングすることで、もっと乗りやすく楽しくなるカーライフの世界を紹介。

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