俳優の哀川翔が総監督を務めるFLEX SHOW AIKAWA Racingは、11月29日から30日にかけて開催された「TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ特別戦in豊田」に参戦し、E3クラス6位で完走。これをもって2025年シーズンの全活動を終了した。
今シーズンは国内外の4戦に参戦した。「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」チームで三菱『トライトン』を主力車両とした国内戦は、7月のラリーカムイではクラス5位で完走したものの、ラリー北海道2025ではECUとサブコンピューターの相性問題が発生。2つのスペシャルステージでトップタイムを記録しながらも8位完走にとどまり、2023年以来のクラス優勝奪取とはならなかった。
哀川翔が総監督を務めるFLEX SHOW AIKAWA Racing8月にはアジアクロスカントリーラリー30周年記念大会に、e投票の全面支援のもと「e投票 FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」チームとしてトヨタ『ランドクルーザー150プラド』で参戦。総走行距離3300kmという過酷なラリーで、沼地でのスタックや右ピロボールジョイントの破損によるリタイアが重なったが、最後まで諦めず完走を果たしクラス4位のトロフィーを獲得した。
「e投票 FLEX SHOW ORC ヤリス」チームとして三線したシーズン最終戦となった豊田での特別戦には、各クラスのシリーズ上位者が集結。哀川翔自身がドライバーを務め、コドライバーの中谷篤とともにミスコースもあったが後半はタイムを上げ、納得のいく走りで締めくくった。タレント参加チームも多く、会場の鞍ケ池公園特設ステージには5000人以上の観客が集まり、大きな注目を集めた。
哀川翔が総監督を務めるFLEX SHOW AIKAWA Racing
チームは三菱トライトンの本来持つ性能とパワーアップの課題を克服すれば十分に戦えることを立証済みとし、2026年シーズンこそ栄冠を勝ち取りたいと意気込みを語っている。哀川翔総監督は「まだまだ自分も走りたいと思いますし、監督としても各カテゴリーでリベンジして勝ちたいと思います」とコメントした。
来シーズンの参戦計画は各カテゴリーごとに決まり次第発表される予定だ。










