日産、GT-R と フェアレディZ の50周年を全力で祝う…オートモビルカウンシル2019

日産自動車ブース(オートモビルカウンシル2019)
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日産自動車は4月5日に幕張メッセで開幕したオートモビルカウンシル2019で、ともに50周年を迎えた『GT-R』および『フェアレディZ』の初代モデルを展示している。

日産自動車グローバルエンゲージメント部の中山竜二氏は「1969年生まれの2台を全力でお祝いしようというのが、今回のブーステーマ」と語る。

さらに「ただ生産車で固めるのは面白くないということで、いずれかをモータースポーツにしようということになった。GT-Rは戦うための最高性能車なので、そういう意味ではモータースポーツ仕様がよく似合う。逆にZはそれほど尖がった性格ではなく、みなさんに乗って頂く、みんなのスポーツカーなので、こちらは生産車に決めた」とも。

こうした経緯で決まった展示車のうち初代GT-Rは1969年JAFグランプリ優勝仕様車の『スカイライン2000GT-R(PGC10型)』。一方のフェアレディZは1970年製の『フェアレディZ-L(S30型)』で、今回の出展に際して約1年かけてレストアしたという。

レストア車について中山氏は「開発OBから譲って頂いたクルマで、ワンオーナーでずっとお持ちだったので結構きれいだった。ありがたかったのはパーツも残してくれていたこと。驚いたのはタイヤで、買ってすぐに履き替えて、そのまま残しておいてくれた。普通なら手に入らないが、パーツ探しの苦労はほとんどなかった」と明かす。

日産ブースでは2台の初代モデルに加えて2013年製『GT-R ニスモ N-アタックパッケージ(R35型)』も展示している。

中山氏によると「カウンシルはクラシックミーツモダンがテーマで、モダンも必要。そのモダンを何にするか結構悩んだ。ショーなので普段見慣れているクルマではなく、珍しいものを飾るべきだと役員からも毎回言われているので、(2013年9月に独ニュルブルクリンクで)ミハエル・クルムが世界最速タイムを出したGT-Rが派手で良いのではないかということでセンターに展示した」とのことだ。

《小松哲也》

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