欧州カーオブザイヤー主催団体は、「カーオブザイヤー2014」のノミネート30台を発表した。日本メーカーからのノミネートは、前回の10台とほぼ同じ、9台が選ばれた。
欧州カーオブザイヤーは、今年で27回目。ロシアを含む22か国、58名のジャーナリストが、2012年夏以降にデビューし、2013年内に欧州市場で発売予定の車を含めた新型車の中から、ベストな1台を選出する。
条件は、少なくとも欧州5か国以上で販売され、年間販売台数が5000台以上。少量生産のスーパーカーなどは、除外される。
欧州カーオブザイヤー2014のノミネート30台は以下の通り。
●BMW・4シリーズクーペ
●BMW・i3
●BMW・X5
●シトロエン・C4ピカソ
●フォード・エスコート
●フォード・クーガ
●ヒュンダイ・i10
●ジャガー・Fタイプ
●キア・カレンス
●レンジローバー・スポーツ
●レクサスIS
●マセラティ・ギブリ
●マツダ3(日本名:アクセラ)
●メルセデスベンツ・Sクラス
●三菱・スペーススター(日本名:ミラージュ)
●日産・ノート
●オペル・カスケーダ
●プジョー2008
●プジョー308
●ポルシェ・ケイマン
●ルノー・キャプテュル
●ルノー・Zoe
●セアト・レオン
●シュコダ・オクタビア
●スバル・フォレスター
●スズキ・SX4
●テスラ・モデルS
●トヨタ・オーリス
●トヨタ・カローラ
●トヨタ・RAV4
例年通り、地元の欧州メーカーが圧倒的多数を占めるとはいえ、日本車も健闘。とくに、トヨタは、『オーリス』、『カローラ』、『RAV4』と、前回同様、3台がノミネート。レクサスの新型『IS』を含めると、最多の4台になる。
また、他の日本メーカーでは、日産が新型『ノート』、マツダが新型『アクセラ』、三菱自動車が新型『ミラージュ』、スバルが新型『フォレスター』、スズキが新型『SX4』を送り込んだ。
また前回、新型『CR-V』がノミネートされたホンダは、今回はノミネートなしとなっている。