スズキのインド子会社のマルチスズキは、同社が生産するSUV『ビクトリス』が、インドの「Indian Car of the Year(ICOTY)2026」を受賞したと発表した。
ICOTYは、インドで最も権威ある自動車賞で、インド自動車雑誌12誌、自動車評論家19名の選考委員で構成されている。今回のビクトリスは、マルチスズキとして3車種目、通算5度目の受賞となった。
ビクトリスは、先進的なデザインに加え、安全装備や快適装備を充実させた最新のSUV。パワートレインは、1.5Lエンジンのマイルドハイブリッド、ストロングハイブリッド、CNGの3種類から選択可能だ。
スズキ・ビクトリスCNG仕様は、スズキとして初めて、CNGタンクをボディの下に配置するアンダーボディータンクレイアウトを採用し、広いラゲッジスペースを確保した。
エクステリアは、シャープな造形と先進的で存在感のあるLEDヘッドランプ、LEDリアコンビネーションランプを採用している。インテリアはモダンなスタイリングと日常での快適性を兼ね備えたデザインで、細部まで作りこまれたインパネデザインや64色から選べるLED室内イルミネーションなどにより、スタイリッシュな雰囲気を演出する。
ビクトリスはカルコダ工場にて生産され、2025年9月よりマルチスズキのアリーナ店で販売している。2025年11月までのインド国内販売台数は約3万台で、100以上の国・地域へ輸出する予定だ。








