三菱自動車工業は27日、2011年3月期の通期連結業績を発表した。東日本大震災の影響が期末に出たものの、営業利益は10年3月期比で2.9倍の403億円、純利益は3.3倍の156億円と大幅な増益を確保した。
三菱自動車工業が発表した2011年3月期の連結決算は、当期純利益が前年同期比228%増の156億円と大幅増益となった。
三菱自動車は、5月1日付けで「MiEV販売推進室」を新設する組織改正を実施する。
全体相場は小幅続落。先週22日の欧米市場が休場だったことから、方向感に乏しい展開。企業決算の本格化を控え模様眺め気分が根強く、輸出関連株を中心に売り物が目立った。平均株価は前週末比10円安の9671円と小幅に続落して引けた。
三菱自動車の北米専用スポーツクーペ&コンバーチブル、『エクリプス』。2012年型で生産を終える同車に、ファイナルモデルが登場した。
三菱自動車が発表した2010年度(2010年4月~11年3月)の生産・国内販売・輸出実績によると、総生産台数は国内生産、海外生産ともに好調で前年度比25.8%増の118万5723台と3年ぶりにプラスとなった。
三菱自動車が発表した3月の生産・国内販売・輸出実績によると、国内生産台数は前年同月比25.7%減の4万9434台となった。
20日に開幕したニューヨークモーターショー。三菱自動車ブースの主役は、EVの『i-MiEV』だ。というのも、22日のアースデイに合わせて、同車の米国受注がスタートするためだ。
三菱自動車の益子修社長は、4月から始まった3か年の中期経営計画について、「最終年度の目標を、今回の震災で変えることは考えてないし、変える必要もない」との考えを示した。益子社長は19日開幕した上海モーターショー11の会場で一部報道陣に対し、語った。
三菱自動車の益子修社長は、東日本大震災発生に伴う海外生産拠点への影響について「かなり綱渡りでやっている」とした上で、今後の状況次第では「1週間から10日位停止する可能性がある」との見通しを示した。
三菱自動車の益子修社長は19日、上海ショー会場で記者団と懇談し、2013年から中国での生産を決めた「グローバルスモール」について、同モデルを12年から生産するタイと同規模のボリュームにする方針を明らかにした。
三菱自動車工業の益子修社長は19日、上海ショー会場で日本の記者団と懇談し、電気自動車(EV)の中国生産について「現状ではまったくもっていない」と語った。
三菱自動車の益子修社長は19日開幕した上海モーターショーで、世界戦略車『グローバルスモール』を2013年度から中国で生産、販売する計画を明らかにした。
三菱自動車は、部品調達状況の改善が見込まれることから4月18日から継続的な生産を再開した。同時に、4月末までの生産計画台数を震災前の計画比約90%にまで回復する見通しを発表した。
全体相場は続落。先週末の米国市場の上昇を受けて買いが先行して始まったが、買い一巡後は内外の決算発表の本格化を控え、模様眺め気分が支配的。円相場が強含んだことも重しとなり、平均株価は前週末比34円安の9556円と小幅ながら続落して引けた。