
【池原照雄の単眼複眼】国内市場争奪戦へ日産がゴング鳴らす
日産自動車が中期経営計画(2011~16年度)に沿って、日本市場でのシェア拡張を宣言した。10年度に13%だったのを13年度に15%、さらにその先には20%レベルまで引き上げ、「明確な2位の獲得」(日本営業担当の片桐隆夫副社長)を目指す。

【株価】トヨタ、ホンダが年初来安値を更新
全体相場は小幅続落。前日の米国市場がダウ平均で423ドルと急反発したことを好感し、平均株価は一時9000円台を回復。

日産の中国新車販売、26%の大幅増…7月実績
日産自動車の中国法人は10日、7月の新車販売結果を明らかにした。総販売台数は、約10万0100台。前年同月比は26%増と、6月の22.4%増を上回り、3か月連続で大幅増を達成した。

ユニプレス第1四半期決算…日産向け好調
ユニプレスが発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、経常利益が前年同期比8.0%増の48億1800万円と増益となった。

【株価】トヨタ、9か月半ぶり時価総額10兆円割れ
全体相場は反落。フランス国債の格下げに対する観測などから、前日の欧米市場が急落。外為市場では対ドル、対ユーロで円高基調が続いており、寄り付き後は輸出関連株を中心に売りが勝った。

【株価】円相場高止まりで買い伸び悩み
全体相場は4日ぶりに反発。前日の米国市場がダウ平均で429ドルの急反発。米FOMC(連邦公開市場委員会)が金融緩和政策の維持を打ち出したことも安心感を誘い、幅広い銘柄に買い戻しが入った。

日産の欧州新車販売、ロシアは53%増…7月実績
欧州日産は9日、7月の欧州市場における新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は5万5065台。前年同月比は16%増と、6月の8%増から再び2桁のプラスに戻した。

日産、次世代V6エンジンの正体
日産が急ピッチで開発を進めているというV6エンジンの詳細情報。狙い通りのポテンシャルが発揮されることが確認できたため、正式に3リットル直噴とすることが決まった。出力はチューニングに応じて200〜460psと高い順応性を持つという。

【株価】5か月ぶり9000円台割れ
全体相場は3日続落。前日の米国市場がダウで600ドル強急落したことを嫌気し、幅広い銘柄に売りが先行。アジア市場の軟調も売りを誘う世界連鎖株安に歯止めがかからず、全面安の展開となった。

【株価】世界連鎖株安の終息メド立たず
全体相場は大幅続落。大手格付会社による米国債格下げを受け、輸出関連株を中心に売りが先行。後場入り後、アジア市場が軒並み安となったことから下げ足を早め、平均株価は前週末比202円32銭安の9097円56銭と大幅に下落。東日本大震災直後の3月17日以来の安値となった。