
米国生産が倍増---日産の2月海外生産
日産自動車が25日発表した2月の生産・販売実績によると、販売好調が続く米国での生産が前年同月比104.4%増の6万2885台と2倍強に増えた。ミシシッピ州キャントン工場を中心に投入している新型車の生産が本格化したことによる。

【株価】ゴーン社長の北米指揮を好感
先高感から買いが入り、全体相場は4日ぶりに反発。自動車株は高安まちまちとなった。

まだレースは混沌---日産のCOO
日産自動車は23日、4月1日付の役員人事と組織変更を発表した。執行役員常務が4人退任して新たに2人が昇格するほか、役員の大きな異動はない。2005年にはカルロス・ゴーン社長がルノーのCEOに就任するため、日本人のCOOが指名される予定であるものの、今回の人事では後継者は混沌としたままだ。

【株価】トヨタは買い戻しが入り反発
主要海外市場の下落を嫌気し、全体相場は3日続落。午後に入って値ごろ感からの買いが入ったが、自動車株はほぼ全面安となった。

日産ディーゼル、日産に試験場を売却
日産ディーゼル工業は、茂木試験場の土地・建物を日産自動車に売却することで合意したと発表した。売却額は40億2400万円。

日産、次期3カ年計画発表へ
日産自動車は23日、4月26日に予定している2004年3月期決算概要の発表の席上、カルロス・ゴーン社長が05年度からの新3カ年中期計画の骨子を発表すると明らかにした。

日産ゴーン社長兼CEOの後継者レース
日産自動車は4月1日付けの役員異動、人事異動を発表し、これによって2005年にカルロス・ゴーン社長兼CEO(最高経営責任者)がルノーに帰任した後の後継者問題が鮮明になってきた。

日産、国内営業を組織改正…車種別
日産自動車は23日、4月1日付けの組織改正を発表した。従来、地区別に分かれていた国内営業部門を車種別に分けて、車種ごとの採算性を明確にする。開発体制も強化するため、車両開発本部を細分化する。

日産人事…国内販売部門役員を更迭、北米重視へ
日産自動車は23日、4月1日付けの役員異動を発表した。カルロス・ゴーン社長は日本事業の担当を外れ、同社の収益の柱である北米事業を担当し、さらなる収益拡大を目指す。苦戦している日本事業は北米事業を担当していた松村矩雄副社長が担当する。

【株価】大手3社がそろって下げる
先週末の米国株安を受けて、全体相場は続落。円相場は1ドル=107円台で推移しており、円高→業績悪化のシナリオに対する警戒感も強く、自動車株はほぼ全面安となった。