
日産、北米の販売金融体制を拡充
日産自動車は、北米での販売拡大に向けて、金融子会社の体制を拡充する。同社は中期経営計画「日産180」で、北米で30万台の販売上乗せを計画しており販売金融を充実し現地販売会社をバックアップする。

【株価】北米市場販売の苦戦---日産が6日ぶりに反落
日産自動車が6日ぶりに反落。日本メーカーの2月の対米輸出は半年ぶりに前年同月実績を上回ったが、プラスとなったのはトヨタ、ホンダの2社のみ。3月の北米新車販売台数も日産は5.3%減とあって、利益確定の売りに押された格好だ。

日産、北京駅伝のスポンサーに
日産自動車は、中国の現地販売会社、日産汽車(本社所在地・香港)が、13日に開催される第17回北京国際駅伝のスポンサーを務めると発表した。各部門の1位になったチームに「NISSAN杯」を授与するほか、『パトロール』(日本名『サファリ』)、『パラディン』など合計4台を主催者に貸与する。

【株価】中国市場に『シーマ』投入、日産が4日続伸
対イラク戦争の早期終結期待が高まり、全体相場は続伸。国際優良株が買われ、自動車株も軒並み高となった。日産自動車は4日続伸、年内をメドに中国市場に『シーマ』を投入する計画だ。

日産、上海でのサプライズは新型『サニー』
日産自動車は、4月20日のプレスデーで始まる2003年上海モーターショーに、『350Zロードスター』や『クエストコンセプト』、『シーマ』のほか、3月29日から中国全土で発売した本格SUV『パラディン』を出展する。

【株価】『フィット』はトップだがホンダは反落
対イラク戦争の進展、銀行株の持ち直しなどを受け、全体相場は反発。自動車株も総じてしっかり。 日産自動車が前日比2円高の819円と3日続伸し、いすゞ、スズキがしっかり。三菱自動車工業は4日ぶりに反発。

【リコール】日産『キャラバン』のバキュームポンプに不具合
日産自動車は3日、『キャラバン』と、いすゞにOEM供給している『コモ』に2カ所の不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。2001年5月〜今年2月までに生産した2万3725台が対象。これらの車両では、バキュームポンプの構造などが不適切なため、ポンプが破損して制動力が低下し、ポンプ部からオイル漏れを起こしてエンジンが停止し、再始動できなくなる。

【株価】いすゞと同社向け部品メーカーが人気化、リコールの三菱自は続落
米国株高に公的年金の買いに対する観測が加わり、全体相場は続伸。自動車株は高安まちまちとなった。いすゞは商いを膨らませ、同社向け鍛造部品を製造する自動車鋳物も人気化。

日産『エクストレイル』にナビ特別仕様---人気車が魅力アップ
日産自動車は『エクストレイル』に特別仕様車ナビエディションを2日から発売すると発表した。「GT」を除く全グレードに、N’FITアゼストDVDナビゲーションシステムを搭載しながら、求めやすい価格を設定した。

日産「180」初年度は、順調な滑り出し
日産自動車の02年度の新車販売実績は、登録車が前年度比7.7%増の76万8235台と6年ぶりに増加したのに加え、軽乗用車4万7356台が上乗せとなり、81万5591台となった。01年度実績にくらべ10万台を上乗せしたことになり、中期計画「日産180」の国内販売目標の達成に向け、初年度はまずまずのスタートとなった。