日産自動車は3日、『キャラバン』と、いすゞにOEM供給している『コモ』に2カ所の不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。
2001年5月−今年2月までに生産した2万3725台が対象。これらの車両では、バキュームポンプの構造などが不適切なため、ポンプが破損して制動力が低下し、ポンプ部からオイル漏れを起こしてエンジンが停止し、再始動できなくなる。
また、手動変速機が充分に冷えないためにミッションオイルが高温になり、変速機内部にある後退灯スイッチの接点不良を起こしたり、メーター類や警告灯が作動しなくなるおそれもある。