
【新聞ウォッチ】日産株主総会…ゴーン社長、手厳しい質問も「想定内」
ゴーン社長に対して辞任要求も飛び出した日産自動車の株主総会。きょうの各紙の見出しをみても「ゴーン批判噴出」(読売)、「ゴーン社長矢面総会」(朝日)、「ゴーン神話揺らぐ」(毎日)、「ゴーン流経営壁直面」(産経)などと手厳しい。

日産株主総会…ゴーン社長「99年に比べればたいしたことはない」
日産自動車は20日、パシフィコ横浜で第108回定時株主総会を行い、ゴーン社長は株主から2006年度コミットメントが未達だったことを問われ、「真摯に受け止めている」としながらも「1999年の時に比べればたいしたことはない」と切り返した。

【株価】輸送関連株に買いが集中
長期金利の上昇一服、外為市場の円安基調を背景に、全体相場は5日続伸。輸出関連株を中心に買いが入り、利益確定の売りをこなし5日間で500円近くの上げを演じた。自動車株は高安まちまち。

日産、サステナビリティレポートを発行、CSRスコアカードを初公表
日産自動車は、同社のCSR(企業の社会的責任)に関する考え方や活動をとりまとめた「サステナビリティレポート2007」を発行した。

日産株主総会…ゴーン社長、インドの3000ドルカーに関心
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は20日の株主総会後に記者団と懇談し、インドメーカーが開発を進めている3000ドル程度の廉価車について「関心をもっており、情報収集を進めている」と述べた。

日産株主総会…ゴーン社長、来年も3カ年の配当政策示す
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は20日、横浜市で開いた株主総会後の記者懇談で、株式配当の方針について「来年4月にバリューアップ後の中期計画を公表する時、配当についても3年でどうなるか発表する」と述べた。

日産株主総会…ゴーン社長「日産株は過小評価されている」
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は20日、横浜市で開いた株主総会とその後の記者懇談で、同社の株価について「明らかに過小評価されている」と指摘、今後、「何らかの対策」を講じていく方針を示した。

日産株主総会…ゴーン社長の責任論も
日産自動車は20日、横浜市で定時株主総会を開いた。前期決算がカルロス・ゴーン社長が就任して初の減益となったことからも、昨年を約400人上回る2135人と、過去最多の株主が出席、ゴーン社長の責任を問う質問も出た。

【株価】材料不足の中、自動車株は堅調
外為市場での円安基調を背景に輸出関連株が買われ、全体相場は4日続伸。もっとも、米国株の反落、新規材料不足などから高値警戒感が強まり、平均株価の上げ幅は14円強にとどまった。自動車株は総じて堅調な展開。

【株価】利益確定がでるも、平均1万8000円台を回復
先週末の米国株高、為替円安を背景に輸出関連株が買われ、全体相場は3日続伸。上値では利益確定の売りも出たが、平均株価は7営業日ぶりに1万8000円台を回復した。