【新聞ウォッチ】日産株主総会…ゴーン社長、手厳しい質問も「想定内」

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年6月21日付

●日産、取締役賞与ゼロに(読売・1面)

●ゴーン批判噴出、日産総会 減益決算「責任取り退任すべきだ」「役目は終わったのだ」(読売・8面)

●CO2排出 中国が世界一に(毎日・1面)

●ガソリン140円台に、全国平均(毎日・2面)

●業績上方修正に期待感。トヨタは2800億円増益効果(東京・9面)

●日産、長期戦略策定へ、ゴーン流「短期目標」見直し(日経・9面)

●原油高と円安「影響少ない」張自工会会長(日経・11面)

ひとくちコメント

カルロス・ゴーン社長に対して辞任要求も飛び出した日産自動車の株主総会。きょうの各紙の見出しをみても「ゴーン批判噴出」(読売)、「ゴーン社長矢面総会」(朝日)、「ゴーン神話揺らぐ」(毎日)、「ゴーン流経営壁直面」(産経)などと手厳しい。

だが、総会後の記者会見でゴーン社長は「想定外でなく、想定されたもの。建設的で透明性の中で言いたいことを伝達できたことは良かった」と感想を述べた。筆者も総会の一部始終を会場内で傍聴したが、シナリオ通りの総会という印象を受けた。

議長役のゴーン社長は冒頭のあいさつで(1)2時間半以内で打ち切り、それ以降は書面で答える、(2)質問は1人2問、20分以内でお願いしたい、とロングラン総会を回避するため、株主に協力を求めた。

ゴーン議長の絶妙の仕切りで、総会は結局、2時間27分で終了。質問者の中には、最近のマスコミ報道を取り上げて、ゴーン社長が“弁明”しやすくする“やらせ”とも思われる質問もみられた。

《福田俊之》

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