レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も

レクサス LS 500 AWD ヘリテージエディション(米国仕様)
  • レクサス LS 500 AWD ヘリテージエディション(米国仕様)
  • レクサス LS 500 AWD ヘリテージエディション(米国仕様)
  • レクサス LS 500 AWD ヘリテージエディション(米国仕様)
  • 1990年のLS400と2019年のLS500
  • レクサス LS400(1990年)
  • レクサス LS400(1990年)
  • レクサス LS400(1990年)
  • トヨタ・センチュリーSUV

レクサスは現行『LS』の最終モデル、「LS 500 AWD ヘリテージエディション」を米国で発表、250台限定生産される。初代登場以来36年にわたる歴史に終止符が打たれる。SNSでは日本のファンも反応し「レクサスのフラッグシップセダン消滅かぁ」「センチュリーを海外市場で展開するのでは」など話題となっている。

【画像】レクサス『LS』の最終モデルと初代モデル

レクサスLS(日本では初代から3代目まではトヨタ『セルシオ』)は、フラッグシップラグジュアリーセダンの定義を築き、レクサスのブランドを一躍世に知らしめた。その最終モデルは、洗練されたスタイルと実質を兼ね備えた特別仕様として登場する。

外装には、レクサス初となる新色「ナインティノワール」を採用。深みのある洗練されたブラックが、ダークな外装モールディングやガーニッシュと美しく調和する。20インチスプリット20スポークアルミホイールは、より豊かなダークグレーメタリック仕上げを特徴とし、セダンの堂々とした存在感を高めながら、ノイズリダクション技術も組み込んでいる。

内装では、LS初となるリオハレッド内装を採用し、乗員を豊かで鮮やかなラグジュアリー空間で包み込む。センターコンソールには、エッチング加工されたレクサス LSヘリテージエディションエンブレムが配置され、LSのエレガントなシルエットがデザインされている。このデザインはヘッドレストにも刺繍として施され、洗練された独占性と、このモデルの輝かしい系譜への控えめな敬意を表現している。

パワートレインには、3.4リットルツインターボV6エンジンを搭載。416hpのパワーと442lb-ftのトルクを発生、ピストントップのリップ形状により、低エミッションとエンジン冷間時の静粛性を実現している。LS500 AWD ヘリテージエディションの価格は9万9280ドル(約1463万円)から。

X(旧Twitter)では、「レクサスのフラッグシップセダン消滅かぁ」「セダンよりミニバン、SUVに重点を置くようになってるし 米国でレクサスLSが勝負できる余地はほぼないか」といったコメントのほか、「代わる新型セダンを開発中か?」「LS生産終了してセルシオ復活して欲しい」など早くも次期型に関する期待の声が寄せられている。

また「LSが販売終了になってセンチュリーが海外で販売される?」「センチュリーは最高級ブランドと位置付けて海外展開強化するんかな」など、現在は日本と中国で販売されているトヨタのフラッグシップ『センチュリー』がLSの後継となるといった噂も囁かれている。

《宗像達哉》

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