日産自動車は4月13日、第6世代『セレナ』のシリーズハイブリッドモデル「e-POWER」を4月20日に発売すると発表した。4月12日までの累計受注台数は2万410台で、受注のペースは旧型第5世代のe-POWER投入時を大きく上回っているという。
昨2023年12月に先行発売したガソリンエンジンのFWD(前輪駆動)は納車済みと受注残の合計が約1万8500台で、現状ではハイブリッド6:純ガソリン4という比率。
●売れ筋はハイウェイスター
e-POWERの顧客層で最も厚いのは30~40歳代のいわゆる子育て世代で、全体の6割を占める。グレード別の販売比率は自動運転レベル2「プロパイロット2.0」を搭載する最上級グレード「ルキシオン」が15%、ドレッシーグレード「ハイウェイスター」が80%、特装グレード「オーテック」が3%、その他が7%と、高付加価値グレードに極度に寄る傾向が顕著となっている。