日産 セレナ 新型に e-POWER 発売、他銘柄からの乗り換えは

セレナ e-POWER ハイウェイスターV
  • セレナ e-POWER ハイウェイスターV
  • セレナ e-POWER ハイウェイスターV
  • セレナ e-POWER ハイウェイスターV
  • セレナ e-POWER(カットモデル)
  • トヨタ・ヴォクシー先代
  • ホンダ・ステップワゴン先代
  • トヨタ・エスティマ(写真は2016年)

日産自動車は4月13日、第6世代『セレナ』のシリーズハイブリッドモデル「e-POWER」を4月20日に発売すると発表した。4月12日までの累計受注台数は2万410台で、受注のペースは旧型第5世代のe-POWER投入時を大きく上回っているという。

昨2023年12月に先行発売したガソリンエンジンのFWD(前輪駆動)は納車済みと受注残の合計が約1万8500台で、現状ではハイブリッド6:純ガソリン4という比率。

●売れ筋はハイウェイスター

e-POWERの顧客層で最も厚いのは30~40歳代のいわゆる子育て世代で、全体の6割を占める。グレード別の販売比率は自動運転レベル2「プロパイロット2.0」を搭載する最上級グレード「ルキシオン」が15%、ドレッシーグレード「ハイウェイスター」が80%、特装グレード「オーテック」が3%、その他が7%と、高付加価値グレードに極度に寄る傾向が顕著となっている。


《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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