トヨタ自動車など日本の自動車メーカー4社5ブランドは4月5日に千葉市の幕張メッセで開幕したオートモビルカウンシル2019に、初となる共同企画での出展を行っている。 この企画は、トヨタが2018年のオートモビルカウンシルで「メーカーやブランドの垣根を越え、クルマを愛するすべての皆さまとともに、ヘリテージを尊び、人とクルマの未来を見据え、日本の自動車文化を育んでいきたい」というメッセージを発したのを受け、こうした想いに賛同する自動車各社によって実現した。 参画しているのはトヨタおよびレクサスをはじめ、日産自動車、ホンダ、SUBARU(スバル)の5ブランド。1980年代の日本のクルマをモチーフとした「百花繚乱80's」を企画展示のテーマとした。出品しているのは日産の『フェアレディZ(Z32型)』、ホンダの『シティ・カブリオレ』、スバルの『 アルシオーネ』と『レガシィツーリングワゴン』、トヨタの『カリーナED』と『MR2』、そしてレクサスの初代モデルである『LS400』の計6台。 各社の80年代を象徴するモデルであり、単に販売面でヒットしただけでなく、その後の各ブランドのクルマ造りに引き継がれる思想や技術の始まりを見ることもできる。 企画推進者を代表して挨拶したトヨタ博物館の増茂浩之副館長は「テーマとした80年代は、日本の自動車メーカーの独創性や情熱が欧米に追いついていった時代。日本の自動車産業にとって非常に重要な時期でもあり、当時の自動車メーカーの勢いを花が開く『百花繚乱』というテーマにして表現した」と述べた。また、企画展示の実現について「自動車文化をメーカーやブランドの垣根を越えて育みたいということに各社の共感をいただき、非常に喜ばしい」と評価した。
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