日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティが1月14日、デトロイトモーターショー14のプレスデー2日目にワールドプレミアする『Q50オールージュ』。この新型日産『スカイライン』の高性能コンセプトカーに関して、360度の外観イメージが公開された。
これは1月12日、インフィニティが特設サイト、「unveil.infiniti.com」で明らかにしたもの。今まで、フロントおよびサイドのデザインしか分からなかったQ50オールージュが、360度の外観イメージを公表。リアスタイルが判明している。
Q50オールージュは、インフィニティ『Q50』(日本名:新型日産スカイライン)をベースにした高性能コンセプトカー。インフィニティと技術提携を結んでいるF1のレッドブルレーシングと協力し、さらなるエアロダイナミクス性能が追求された。
ベース車両のQ50に対して、ルーフとドア以外のデザインを変更。フロントのリップスポイラー、サイドのシルスカートなどで構成されるカーボンファイバー製のエアロパーツが装備される。また、ルーフの形状は市販車と同じながら、カーボン素材に変更。ドアミラーカバーもカーボン製。足元は21インチのアルミホイールで引き締められる。
なお、車名のオールージュとは、F1も開催されるベルギーの有名サーキット、スパ・フランコルシャンのコーナー名に由来。今回、インフィニティが配信した画像からは、リアのカーボン製ディフューザーの左右にデュアルエグゾースト、その中央にF1マシン風のブレーキランプが配されているのが確認できる。