BMWが11月28日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー12でワールドプレミアした『i3コンセプトクーペ』。同車の公式映像が12月11日、ネット上で公開された。
i3コンセプトクーペは、BMWが電動化技術に特化して立ち上げた新ブランド、「i」の新たなコンセプトカー。iブランドからは、2013年に小型EVの『i3』、2014年にプラグインハイブリッドスポーツカーの『i8』が発売される。i3コンセプトクーペは、この2台に続くiブランドの第三弾を提案した1台だ。
その開発の考え方は、『i3』のクーペ版。5ドアハッチバックのi3に対して、i3コンセプトクーペでは後部のドアをなくし、軽快な雰囲気を演出した。リアサイドのガラスのデザインも個性的。
パワートレインは、i3と同じEV。モーターは最大出力170ps、最大トルク25.5kgmを引き出す。シングルスピードのトランスミッションを介して、後輪を駆動。二次電池は、リチウムイオンバッテリーだ。
CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)などの素材を採用し、軽量化が追求されるi3コンセプトクーペ。未来のEVクーペの姿は、動画共有サイト経由で見ることができる。