BMW i Venturesは、企業向けデータ品質自動化プラットフォームを手がけるクオリティクス(Qualytics)への出資を発表した。
BMW i Venturesが主導する1000万ドルのシリーズAラウンドには、新規投資家としてコンダクティブ・ベンチャーズとザ・ヒル・ファンド・バイ・ファイアブランド・ベンチャーズが参加。既存投資家のテック・スクエア・ベンチャーズ、ノール・ベンチャーズ、インナー・ループ・キャピタル、SaaSベンチャー・キャピタル、リッチ・ファミリー・ベンチャーズも引き続き出資した。
企業がデータ活用とAI導入を急速に拡大する中、信頼できるデータの必要性が高まっている。データ分野の専門家のゴルケム・セビンチとエリック・シマーマンが設立したクオリティクスは、自動異常検知、インテリジェントなルール生成、ノーコードワークフローを通じて、チームがデータ品質を積極的に管理できるプラットフォームを提供している。
ガートナーは2027年までに70%の組織が最新のデータ品質ツールを採用すると予測しており、今回の投資はこうした市場動向を背景としている。