BMWの高性能車部門、M社が立ち上げた新シリーズ、「Mパフォーマンスオートモビルズ」。その映像がネット上で公開され、再生回数が40万回に迫る注目を集めている。
Mパフォーマンスオートモビルズは、『M3』や『M5』などガソリンエンジン搭載の高性能車を送り出してきたM社が、初めてディーゼルエンジンの高性能車という領域に挑戦した新シリーズ。『5シリーズセダン』、『5シリーズツーリング』、『X5』、『X6』の4モデルに設定された。
エンジンは4車種とも共通で、直噴3.0リットル直列6気筒ターボディーゼルをM社がチューニングしたユニット。3個のターボチャージャーで過給されるのが特徴で、最大出力381ps、最大トルク75.5kgmという強大なトルクを引き出す。
駆動方式は4WDのxドライブ。5シリーズセダンの「M550d xドライブ」グレードの場合、パフォーマンスは0-100km/h加速4.7秒、最高速250km/h(リミッター作動)。0‐100km/h加速は『M5』の4.4秒に、0.3秒差まで迫る。それでいて、欧州複合モード燃費は15.87km/リットル、CO2排出量は165g/kmと優秀だ。
パフォーマンスと環境性能を両立したMパフォーマンスオートモビルズの映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。