全体相場は続落。中国の利上げ、ブラジルの資本流入規制などから警戒感が強まり、朝方から売りが先行。上海市場が上昇したことで引けにかけ下げ渋ったが、平均株価は前日比157円安の9381円と4日以来半月ぶりの水準に下落して引けた。
円相場が1ドル=81円台前半に高止まりしたことが嫌気され、自動車株は全面安となった。ホンダが48円安の2957円と反落。トヨタ自動車が38円安の2888円、日産自動車が5円安の741円と続落した。三菱自動車が3円安の97円と続落し、2004年9月以来6年ぶりに100円台を割り込んだ。
軒並み安の中にあって、燃費がハイブリッド車並みの次世代車を発表したマツダが3円高の213円と独歩高。