景気回復期待の買いを利益確定の売りがわずかに勝り、全体相場は3日ぶりに小反落。自動車株は高安まちまちとなった。
三菱自動車は、30日に開催する臨時株主総会で、優先株を発行するための定款を変更する提案を行うと発表した。優先株は配当の有無などによって7パターンの発行を想定、授権枠を50万株とし、普通株式の発行枠も現在の約4倍の約59株に引き上げる
三菱自動車と同社のモータースポーツ統括会社MMSPは、15日−18日にニュージーランドのオークランドを中心に開催されるラリー・ニュージーランドに、「チーム三菱自動車モータースポーツ」から『ランサーWRC04』2台で参戦する。
三菱自動車工業は14日、独ダイムラークライスラーから新たに同社のマネジメントボードメンバーであるエクハート・コーデス氏(53)を取締役に迎え入れる人事を決めたと発表した。4月30日に開く臨時株主総会で承認を得て、社外取締役となる。
2004年FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップ第2戦チュニジアラリーは三菱自動車ディーラーチームから『パジェロエボリューション』で参戦したステファン・ペテランセルが総合優勝に輝いた。
米国株高を好感し、全体相場は続伸。平均株価は3日ぶりに年初来高値を更新した。内需関連株に資金がシフトし、自動車株は高安まちまち。
ダイムラークライスラーは、ドイツで年次株主総会を開催して、三菱自動車の中期経営計画の策定を支援する方針を明らかにした。
景気拡大期待を背景に全体相場は反発。先週末にイラク人質事件で下げていた分買い戻しが入り、平均株価は1万2000円台を回復した。自動車株は総じてしっかり。
三菱自動車は9日、国土交通省に軽自動車の『eKワゴン』、『ミニカ』などのリコール(回収・無償修理)を届け出た(既報)。動力伝達装置の不具合で、後輪左側の車輪が脱落するというもので、脱輪事故が3件発生した。
三菱自動車工業は9日、軽自動車『ミニカ』や『トッポBJ』などの4駆仕様車に不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。これまでに自損事故が3件発生している。
イラク情勢が緊迫の度合いを増す中、ついに最悪の事態が起きた。8日夜に入って、「イラクで日本人3人が拘束」というニュースが飛び込んできて、マスコミ関係者も大騒ぎで紙面作りに取り組んだことだろう。
三菱自動車工業は4月1日から、コンプライアンス体制を強化するため外部の弁護士を相談・通報窓口とする「MMCホットライン」を開設した。リコール隠しなどの不祥事再発を防止する狙い。
ホンダは昭和電工、鹿児島大学などとの産学グループで燃料電池車用燃料製造の実験を始めると伝えられ、株価は80円高の4760円と続伸。
三菱自動車工業は2日、海外販売を統括していたスティーブン・トーロック副社長が同日付で退任する人事を発表した。経営悪化の原因となった北米販売ローンの大量焦げ付きの責任を取った形だ。
国土交通省は1日、3月の少数台数リコールを公表した。サーブ『9-3』、三菱『ミニキャブ』、スバル『レガシィ』、アルファロメオ『156』など。