ダイハツの出荷停止が解除され、全ての現行生産車種について4月23日から順次再開される見込み。3車種が基準適合性を確認され、ムーヴキャンバスは最初に再開予定。
ダイハツ工業は5月6日から順次、ダイハツ『タフト』、ダイハツ/トヨタ『コペン』の3車種について、生産を再開する。4月11日に発表した。これは3月29日に国土交通省より、立会試験の結果、道路運送車両法の基準に適合しているとの確認を受けたことに基づくもの。
12日の日経平均株価は前日比80円92銭高の3万9523円55銭と反発。米ハイテク株高を受け、半導体関連株を中心に買いが先行。ただ、週末控えで引けにかけ上げ幅を縮める展開となった。
2日前(4月10日)の小欄でも取り上げていたが、トヨタ自動車が、先週の4月4日から稼働を停止している愛知県豊田市にある堤工場の第1ラインの停止期間について、さらに来週17日まで延長するという。
まるで、“不肖の息子”に「早くやれ」と檄を飛ばしながら能力以上の宿題を与えたところ、間違いだらけの答案をみて落胆した過保護の“教育パパ”が、苦肉の策として抱え込んでやり残した宿題を入念にチェックしながら仕上げて学校に提出するようなものではないだろうか。
ダイハツ工業は4月8日、一連の車両認証不正問題を受けて新たな経営方針を発表した。事業の中心を軽自動車に改めて据える一方で、これまでダイハツが主導してきた新興国向け小型車に関しては親会社のトヨタ自動車が開発や認証の責任を持つ体制に変更する。
トヨタ自動車とダイハツ工業は4月8日、ダイハツが「軽自動車を中心に据えたモビリティカンパニー」として再生を目指すため、5月1日付で海外事業における体制の見直しを行うと発表した。
ダイハツ工業は4月8日、今後の事業方向性について公表した。同社は、「軽自動車を中心に据えたモビリティカンパニー」をめざすと発表。良品廉価なクルマづくりを強化し、「もっといいクルマづくり」、「モビリティ社会の実現」に取り組む方針だ。
・ホンダN-BOXが9年連続1位 ・スズキ・スペーシアが大幅増で2位 ・ダイハツ・タントは出荷停止影響で3位
ダイハツ工業(本社:大阪府池田市、代表取締役社長:井上 雅宏)は、2024年4月1日付の幹部職の人事異動について下記の通り発表しました。
・軽自動車販売、2年ぶりマイナス ・スズキ、18年ぶりに販売トップ ・ダイハツは認証不正影響で2位に
・ダイハツ、生産停止で販売大幅減 ・スズキは販売台数トップ増加 ・軽自動車全体は4か月連続マイナス
競馬の重賞レースに例えると、先行していた1番人気の本命馬が、直線手前の第四コーナーで落馬して曲がり切れずに大失速したため、二番人気の対抗馬が抜け出してそのままゴールを駆け抜けたようなものだろう。
・ダイハツの3車種出荷停止解除 ・旧モデルも基準適合確認 ・安全・品質再徹底への取り組み
・ダイハツの国内販売が82.0%減 ・不正問題で生産・出荷停止影響 ・世界生産台数も66.6%減少