
日産、国内営業を組織改正…車種別
日産自動車は23日、4月1日付けの組織改正を発表した。従来、地区別に分かれていた国内営業部門を車種別に分けて、車種ごとの採算性を明確にする。開発体制も強化するため、車両開発本部を細分化する。

日産人事…国内販売部門役員を更迭、北米重視へ
日産自動車は23日、4月1日付けの役員異動を発表した。カルロス・ゴーン社長は日本事業の担当を外れ、同社の収益の柱である北米事業を担当し、さらなる収益拡大を目指す。苦戦している日本事業は北米事業を担当していた松村矩雄副社長が担当する。

【株価】大手3社がそろって下げる
先週末の米国株安を受けて、全体相場は続落。円相場は1ドル=107円台で推移しており、円高→業績悪化のシナリオに対する警戒感も強く、自動車株はほぼ全面安となった。

日産の燃料電池車、コスモ石油に納入へ
日産自動車は、3月29日から燃料電池自動車を実用化することを明らかにした。トヨタ自動車、ホンダと同様、リース販売で第一号はコスモ石油に販売する。燃料電池自動車の実用化を当初の計画よりも1年前倒して販売する。

ホテルも集中購買…日産とマリオットがパートナー
日産自動車とマリオット・インターナショナルは22日、グローバルパートナーシップを構築したと発表した。日産の集中購買システムにホテルを組み込んだもので、日本では初めて。

日本メキシコFTA…枠調整は難航必至
日本とメキシコのFTA(自由貿易協定)は、2004年1月にも発効の見通しとなっているが、日本車の輸出枠を自動車各社にどう配分するかが発効までの課題として浮上してきた。

【春闘】ゴーンマジック!!…満額回答へ
日産自動車は、春闘の集中回答日となった17日、経営側が賃金引上げ、一時金ともに労働組合側の要求を満額回答し、妥結した(既報)。

自工会・次期会長、日産の小枝氏を内定
日本自動車工業会は、18日に理事会を開き、次期自工会会長に日産自動車の小枝至共同会長・副社長を内定したと発表した。

【株価】大手3社が反発…円高懸念より海外投資家への期待が勝る
自動車株は全面高。円相場が2週間ぶりの1ドル=108円台に上昇したが、マイナス材料視されたのは朝方だけ。海外投資家の買いに対する期待感から、幅広く買われた。

日産が韓国へ進出……トヨタ、ホンダに続いて
日産自動車は、全額出資の販売会社ニッサンコリア(韓国日産)を設立したと発表した。今後、日産車の販売ネットワークを構築、2005年中頃から韓国内で日産車を販売する。