3.8リッターに拡大されたフラット6は、回転フィールの滑らかさと心に突き刺さるサウンドを届け、これだけでひとつのエンターテイメントといえるほどの魅力あるものとなっている。
『SLK』350に搭載される新開発のV6エンジンは4バルブのDOHCで、パワー&トルクも大幅な向上が図られていて、スポーツカーにふさわしいものになった。
搭載エンジンは、V8の4.6リッターとV6の3.6リッターの2機種。V8エンジンは新世代キャデラック用に改良が加えられたノーススターエンジンで、パワー&トルクも238kw/420N・mにまで向上している。
つくづくポルシェはノスタルジーで買うクルマなんだってわりました。新世代の996ボディに無理やり昔風のヘッドライトをつけた997だけど、やっぱそっちのが嬉しいもんね。明らかにチグハグなんだけど懐かしさ爆発! 男ってバカです。
なんつったって完璧! 未だかつてこれほど運転がラクで楽しいクルマがあっただろうか。ラク&楽。
旧型に比べると、比べものにならないくらい本格派になってました。サイズはほぼ据え置きで、質感は全体に2段階アップって感じ。
『SLK』はふたりのためのクーペでありオープンカーである。シャシーやボディだけでなく、ひとつひとつのパーツに至るまで贅沢な仕立てである。
『ボクスター』がハードウェアとしていくら進化しても、リヤエンジン・リヤドライブの『911』のほうが上だとボクは信じている。それは単に速いとか扱いやすいとかいうことではなく、ドライバーがいかに愉しく操れるかという視点からだ。
今度はコードナンバー997 。特徴はヘッドライトが楕円に戻ったこと。やっぱりこのほうがポルシェらしい。まず発売は“カレラ”と“カレラS”だが、もちろん性能はベーシック仕様でもじゅうぶん以上。
アメ車は鈍感でボヨヨンで……みたいな思い込みは前世紀の遺物。新型キャデラック『STS』もしっかり国際基準を見据えた設計だ。これなら日本やヨーロッパのビッグセダンとも互角に勝負できそう。