CESでの公表は、ものすごい反響を呼んだ。その大きさが二輪R&Dの研究を加速させた。CESのライディング・アシストは『NC700S』をベースにしたエンジン車だったが、TMSのそれは完全な電動化。AIと自動運転技術のコンセプト四輪モデル『NeuV』と共に最も目を引く壇上にある。米での公開にも携わった本田技術研究所二輪R&Dセンター開発戦略室の湊拓マネージャーは、東京モーターショーでは「未来志向を打ち出した」と話す。そこには、CO2削減の環境対策だけに終わらない“Power of Dream”がある。