スズキは2月23日、『ワゴンR』など4WDモデルのインターミディエイトシャフト(インタミ)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、スズキ『ワゴンR』『アルト』『アルト ラパン』『パレット』『MRワゴン』『Kei』『セルボ』、日産『ピノ』『モコ』、マツダ『AZ-ワゴン』『キャロル』『スピアーノ』の12車種で、2008年9月19日~2009年10月19日に製造された7万1808台。4WDモデルのトランスファ内にあるインタミの設計が不適切なため、右側ドライブシャフトが正しく嵌合していないものがある。そのため、段差乗り越え等の大きな衝撃が加えられた場合、ドライブシャフトが抜け、異音、オイル漏れの発生や加速不良となり、最悪の場合、走行不能や駐車中に車両が動き出すおそれがある。改善措置として、全車両、インタミを対策品と交換する。不具合は60件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。
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