スズキは11月15日、『ワゴンR』など120万台について、電動パワーステアリングやエンジン補機ベルト、補助電源モジュールに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。 電動パワーステアリングについては、コントローラの不具合を検出するプログラムが不適切なため、エンジン始動時またはアイドリングストップ後の再始動時にバッテリー電圧が低下していると、不具合として誤検出することがある。その場合、警告灯が点灯するとともにステアリングのアシスト機能が停止し、操舵力が増大するおそれがある。 改善措置として、全車両、電動パワーステアリングコントローラの制御プログラムを対策プログラムに書換える、または、電動パワーステアリングコントローラを対策品と交換する。 対象となるのは『ワゴンR』およびマツダ『フレア』の2車種で、2012年8月21日から2015年8月3日に製造された50万7118台。不具合は31件発生、事故は起きていない。 エンジン補機ベルトについては、エネチャージ仕様車が対象で、ベルトの耐久性が不足しているものがある。共振によりベルトが破断し、オルタネータやウォータポンプが停止して警告灯が点灯。最悪の場合、走行中にエンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。 改善措置として、全車両、エンジン補機ベルトを対策品に交換する。 対象となるのは、スズキ『ワゴンR』『アルト』『MRワゴン』『スペーシア』『ハスラー』、日産『モコ』、マツダ『キャロル』『フレア』『フレアワゴン』『フレアクロスオーバー』の10車種で、2013年2月18日から2014年12月5日に製造された46万1216台。このほか、車両製造後、修理で対象となる部品が組付けられた車両357台、組付けられた車両が特定できない交換修理用部品1241個も対象となる。不具合は920件発生、事故は起きていない。 補助電源モジュールについては、構成部品(素子)の溶着が不適切なため、素子内部に亀裂が生じているものがある。そのため、通電の繰返しにより素子が損傷し、アイドリングストップシステムOFF表示灯が点滅してアイドリングストップ機能が停止、または、エンストするおそれがある。 改善措置として、全車両、補助電源モジュールを良品に交換する。 対象となるのは、スズキ『ワゴンR』『アルト』『MRワゴン』『スペーシア』『スイフト』、日産『モコ』、マツダ『キャロル』『フレア』『フレアワゴン』の9車種で、2012年12月20日から2013年9月23日に製造された23万4184台。このほか、車両製造後、修理で対象となる部品が組付けられた車両34台、組付けられた車両が特定できない交換修理用部品3個も対象となる。不具合は659件発生、事故は起きていない。 いずれも市場からの情報により届け出た。
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