スバルのワークスチューナーであるSTI。その本部が富士重工の東京事業所に併設されていることからも、とくに関係の強さを感じることができる。メーカー直系のワークスチューナーたちが、自慢のコンプリートカーを一堂に集めた試乗会を開催。そこにSTIは2台のマシンを持ち込んだ。1台は『レヴォーグ』のSTIパッケージ装着車。装着されるパーツは、前後&サイドのアンダースポイラーがセットとなったSTIスタイルパッケージ(14万7960円)と、スカートリップ、フレキシブルタワーバー、フレキシブルロースティフナーなどが装着されたSTIパフォーマンスパッケージ(22万9932円)。また、ノーマルだと16インチ、もしくは17インチのタイヤが装着されるレヴォーグだが、試乗車は225/45R18サイズのダンロップ・スポーツマックスが装着されていた。マイナーチェンジを受けたレヴォーグは走りにマイルドさが増して、ハンドリングを楽しむという面で少しスポイルされた感じを受けていたのだが、なるほどこのSTIのパーツを装着し、タイヤをサイズアップすると走りに締まりが出ている。しかも乗り心地は損なわれていないことに好感を覚えた。もう1台のクルマはコンプリートカーのスバル『BRZ tS』。ビルシュタインのショックアブソーバー(フロントは倒立タイプ)に始まり、ブレンボのブレーキシステム、レザーステアリング、レカロシートなどの通常考えられるパーツはもちろん。大径ドライブシャフトといった強化パーツまで採用されている完ぺきさ。6MTの車両本体価格は399万円、6ATは407万1000円となっている。300台限定でサンライズイエローのボディカラーは100台となっている。走らせるととくに感じたのがフロントまわりの剛性感の高さ。ステアリングの中立付近の安定感が高く、舵がしっかりと座っている印象を受ける。ステアリングを切っていったときのタイヤの反応はよく、ターンインは俊敏な印象。ブレーキのタッチもしっかりしていて、スポーツドライビングを楽しめるセッティングだ。
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