北米カーオブザイヤー主催団体は8月1日、「2015北米カーオブザイヤー」の乗用車カテゴリーの第一次選考28台のリストを発表した。北米カーオブザイヤーは今年で22回目。米国とカナダ在住の約50名のジャーナリストが、この1年間に北米で発売、またはデビュー予定の新型車の中からベストな1台を選出する。年間販売台数は5000台以上が条件となるため、スーパーカーや一部高級車は選考から除外される。2015北米カーオブザイヤーの乗用車カテゴリーの第1次選考28台は、以下の通り。アキュラTLXアルファロメオ4CアウディA3BMW M3セダンBMW M4クーペBMW i3BMW i8キャデラックATSクーペクライスラー200ダッジ・チャレンジャーダッジ・チャジャーフォード・マスタングホンダ・フィットヒュンダイ・ジェネシスセダンヒュンダイ・ソナタジャガーFタイプクーペキアK900レクサスRCマセラティ・ギブリメルセデスベンツBクラスEVメルセデスベンツCクラスメルセデスベンツSクラスクーペスバル・レガシィスバル・WRX/WRXSTIトヨタ・カムリトヨタ・ヤリス(ヴィッツ)フォルクスワーゲン・ゴルフボルボV60例年、地元の米国ビッグ3の新型車で賑わう北米カーオブザイヤーだが、今回はGMの主力ブランド、シボレーから、ノミネートはなし。高級車ブランド、キャデラックから『ATSクーペ』の1台のみとなった。また、ドイツ勢では、BMWが最多の4車種をノミネート。高性能車のMカーから、『M3セダン』と『M4クーペ』、新ブランドの「i」から、『i3』と『i8』が選出された。前回4車種のメルセデスベンツも、今回は『BクラスEV』、新型『Cクラス』、『Sクラスクーペ』と3モデルが顔を揃える。日本車では、トヨタが前回より1台増の3車種。トヨタブランドでは『カムリ』と『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)。レクサスブランドでは、新型クーペの『RC』。また、前回、ノミネートなしのスバル(富士重工)は、今回は新型『レガシィ』と新型『WRX』『WRXSTI』がノミネート。ホンダは、新型『フィット』とアキュラ『TLX』を送り込んだ。一方、前回は新型『アクセラ』と新型『アテンザ』がノミネートされたマツダはなし。日産と三菱も選出されていない。今後は12月にファイナリスト3台に絞り込まれ、2015年1月のデトロイトモーターショー14で、2015北米カーオブザイヤーが決定する。