レクサスのSUVの頂点に立つ『LX』(日本未発売)。このトヨタ『ランドクルーザー200』のレクサス版に、中東専用の高性能バージョンが設定された。
レクサス『LX 570』は、トヨタランドクルーザー200のレクサス版として、2007年4月のニューヨークモーターショーでデビュー。日本仕様のランドクルーザー200にはない5.7リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載するなど、よりラグジュアリー志向を強めている。
2012年1月、デトロイトモーターショー12では、LX 570の2013年モデルが登場。現行型のデビュー以来、初の大幅改良。新型『GS』から導入されたレクサスの新しい表情、スピンドルグリルを採用して、表情を一新した。5.7リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、最大出力383ps、最大トルク55.7kgmを発生。最大トルクの90%は2200rpmという低回転域から引き出される。
今回、レクサスは中東クウェート限定で、LX 570に高性能バージョンを設定。5.7リットルV型8気筒ガソリンエンジンをスーパーチャージャーで過給。最大出力は450psと、67ps引き上げられた。
20インチのアルミホイールやリアスポイラー、赤いレザーシートを専用装備。車体後部のガーニッシュやドアシルには、「SUPERCHARGER」の文字が添えられ、高性能モデルであることを主張している。