ダイハツは、11月23日から12月1日まで東京ビッグサイトで開催される「第43回東京モーターショー2013」の出展概要を発表した。
今回のダイハツは「Play Tomorrow! もっと軽にできること。」がテーマ。復活が期待されている軽オープンスポーツカー「コペン」など3台のコンセプトカーを初公開する。また、先日フルモデルチェンジを果たした「タント」の福祉車両タイプや各種市販車も展示予定となっている。
軽自動車規格に最適化されたFCV(燃料電池車)の「FC 凸 DECK(エフシー・デコ・デッキ)」は、ダイハツが独自開発した「貴金属フリー液体燃料電池」を床下に搭載したコンセプトモデル。ボトル交換式の燃料補給方法を採ることによって、燃料に直接触れることなく簡単、安全に交換作業を行えるようにしたほか、非常時には電力を供給することも可能だ。
また、”スーパースペース”という新しいカテゴリを提案する「DECA DECA(デカデカ)」は、車高1850mmという、ワンボックスカーにも匹敵する高さを誇り、高い着座位置によって広い視界と開放感を確保したモデル。両側観音開きドアを採用し、荷室スペースを広く設けたことで、老若男女を問わずアクティブに使える仕様になっている。
広報担当者によると「(FC 凸 DECKでは)安心で自由な未来な社会に、新たな可能性を切り開く技術を提案したい」と話した。