全体相場は4日ぶりに反落。欧州財政不安に対する警戒感、タイの洪水被害が利益確定の売りを誘い、主力株は総じて軟調な動きとなった。ただ、アジア市場の堅調な動きが下値を支え、平均株価は前日比34円78銭安の8738円90銭と小幅の下げにとどまった。
自動車株は高安まちまち。日産自動車が11円高の722円と続伸。富士重工、スズキ、ダイハツ工業がしっかり。
一方、タイの洪水被害が嫌気され、ホンダが52円安の2295円と反落。トヨタ自動車も8円安の2582円と反落した。いすゞ、日野自動車もさえない。
三菱自動車が104円、マツダが156円で変わらず。