全体相場は反落。円高の進行を嫌気し、輸出関連株を中心に売りが先行。ギリシャの財政問題や国内の政局混迷化など懸念材料とともに、主要企業の2010年3月期決算の本格化を前に手控えムードが台頭。平均株価は前日比140円安の1万949円と下落し、再度1万1000円台を割り込んだ。
円相場が1ドル=92円台に上昇したことを嫌気し、自動車株は軟調な動きとなった。
大手3社がそろって反落。トヨタ自動車が50円安の3600円と下落。ホンダが60円安の3180円、日産自動車が13円安の795円と下げた。
こうした中、富士重工が5円高の495円と小幅ながら続伸。
いすゞが276円、三菱自動車が130円で変わらず。