フォルクスワーゲン(VW)社は、スペインの子会社セアトをアウディ・ブランドの傘下に入れるなどのグループ再編を決定した。セアトはアウディより下のクラスのプレミアム・スポーツカー志向を強める。
グループ再編でVWは2つのブランドグループに分かれる。アウディ・ブランドグループの傘下にランボルギーニとセアト、VWブランドグループの傘下にシュコダ、ブガッディ、ベントレーが入る。VWブランドにベントレーが入り、VWの高級車計画も加速する見込み。
各ブランドに問題が起こった場合は、VWまたはアウディが責任を負う。ただ各ブランドは独自のブランドイメージを維持して市場では独立組織として事業を展開する。