VWグループ発の挑戦的ブランド「クプラ」、2030年までに米国進出へ

VWグループ傘下の「CUPRA」が2030年までの米国市場参入を目指してペンスキ・オートモーティブと交渉を開始
  • VWグループ傘下の「CUPRA」が2030年までの米国市場参入を目指してペンスキ・オートモーティブと交渉を開始
  • アウディのハンガリー工場で生産が開始されたセアト「クプラ」の新型SUV『テラマール』
  • アウディのハンガリー工場で生産が開始されたセアト「クプラ」の新型SUV『テラマール』

フォルクスワーゲングループ傘下のセアトの高級車ブランド「CUPRA(クプラ)」は、2030年までの米国市場参入を目指し、ペンスキ・オートモーティブ・グループと交渉を開始したと発表した。

CUPRAは、フォルクスワーゲングループが2018年に立ち上げた新ブランドで、大衆車と高級車の中間に位置する挑戦的なブランドとして知られている。設立以来、欧州を中心に75万台以上を販売し、急成長を遂げている。

同社は既にメキシコやトルコなど欧州以外の市場でも成功を収めており、2022年にはオーストラリアに進出。今回の米国市場参入は、同社にとって最も野心的な拡大計画となる。


《森脇稔》

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