フォルクスワーゲングループジャパンは11月28日、アウディ『A8』の高電圧バッテリーモジュールに不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2023年4月6日から2024年9月24日に輸入された「A8 60e」と「A8L 60eの2車種で、合計134台。
高電圧バッテリーモジュールにおいて、製造工程が不適切なため、使用過程で重要な技術パラメータに偏差が生じることがある。そのため、高電圧バッテリーの充電時に当該モジュールが過熱し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置として、全車両、バッテリーコントロールユニットを車両自己診断機能を備えた対策プログラムに書き換える。なお、当該対策プログラムにより高電圧バッテリーモジュールの異常が確認された場合は、高電圧バッテリーの点検を行い、必要に応じてバッテリーモジュールを良品と交換する。
不具合は0件、事故は起きていない。本国からの情報により発見した。






