三菱自動車工業は「第60回フランクフルトモーターショー」に、次世代スモールカーのコンセプトモデル『i』(アイ)を出展する。同モデルをベースにした市販車を、2005年に国内市場に投入するほか、欧州など海外への展開も検討する。
三菱自動車工業は29日、9月9日に開幕するフランクフルト・モーターショーに出品するコンセプト・リッターカー『i』を2005年に日本市場に投入する計画を明らかにした。『コルト』と軽自動車の間を埋めるスモールカーとして市場獲得を目指す構えだ。
三菱自動車は、軽自動車の『eKクラッシィ』に阪神タイガースの優勝を祈願して設定した「阪神タイガースエディション」を30日から、近畿地区などで地域限定で発売する。
三菱自動車工業は22日、『ランサーエボリューション』の6速MTに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。今年1月から5月までに生産された4622台が対象。ミッション内部のセレクタコントロールロッドとセレクタを固定するピンの圧入深さが不足しているものがあり、最悪の場合、ピンが抜けてシフト操作ができなくなる。
三菱自動車は1日、『デリカ』など4車種に不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。94年5月から97年3月までに生産されたデリカ、『チャレンジャー』の7889台は、製造工程で燃料噴射ポンプの進角制御レバーに亀裂が入っているものがあり、レバーが折れてエンジン回転が上昇するおそれ。
三菱自動車の欧州における「ターンアラウンド」は順調だと、4日にジュネーブショー会場で開催された記者会見で、社長兼最高経営責任者のロルフ・エクロートは述べた。「三菱自動車の欧州事業が新たな進化の段階に入った。今後5年間に14車種を投入する」
三菱自動車は世界初披露となるコンパクトクラスのコンセプトカー、『CZ2カブリオレ』を出品した。2001年の東京ショーに出品した『CZ2』や今年のデトロイトショーに出品した『ターマックスパイダー』の流れをくみ、欧州で発売予定の新型コンパクトカーを示唆する。
三菱自動車工業は、クロスオーバーRVの『エアトレック』に、新バリエーションとしてスポーツギアを17日から発売すると発表した。
三菱は『ランサー』の276HPバージョン「エボリューションVIII」を発表予定。おそらくは新型『ギャラン』、または『ランサ−スポーツバック』も同時に紹介されることになりそう。
三菱自動車工業は5日、中国の北京ジープ・コーポレーションで、クロスオーバーSUV『アウトランダー』(日本名『エアトレック』)の生産を2004年第1四半期から開始すると発表した。
三菱自動車工業は、使用済み自動車のカーエアコンフロン類の処理を確実かつ低コストで実現するため、自動車リサイクル促進センターの自動車フロン引取・破壊システムを利用することを決定し、同センターと委託契約を締結した