三菱自動車は、7月1日付けで「環境担当役員」を新設すると発表した。
同社の環境ビジョンで示している「商品・技術」、「事業活動」、「社会との協働」の環境活動を環境担当役員が統括し、機能部門別職制で推進する体制を構築する。このため、環境担当役員は「環境に関する事項について各関連部門長に対して指示する権限」を持つ。
環境担当役員の職務として、同社と主要な関連会社の環境ビジョン及び環境行動計画の推進、環境会議の主催、及び環境行動計画推進状況のフォロー、環境事故の発生又はその恐れのある事項の報告を受け、必要な調査・是正・再発防止の指示、重要度に応じて社長と監査役への報告、常務会または取締役会への報告など。
初代の環境担当役員に大道正夫執行役員が就任する。