4月10日に発表されたスズキ『アルト・ラパン・ベネトン・バージョン』。これをデザインしたのはベネトンのデザイナーと発表されている。ファッションブランドとしてそのブランド名を製品名に関するのだから、ベネトンのデザイナーが関与するのは当然だが、自動車デザインは特殊性の高い技能だ。現場作業はスズキのデザイナーが担当した。
スズキは3日シボレー『クルーズ』の価格を大幅に引き下げ発売した。排気量1.3リットルの「1.3LS」「同LT」を10万円、同1.5リットルの「1.5LT」を15万円値下げした。同時に、1.3LSには、装備を充実した「Eエディション」を新規設定し99万円からのお買い得価格を設定した。
スズキは20日、国内の小型車販売で、2003年度は7万台の販売を目指す方針を明らかにした。2002年度は悲願の年間6万台をようやく達成。今年度の公表計画は、前年度並みの6万台としているが、徐々に上乗せを目指す方針だ。
米国株式の下落を受けて安く始まったが、内需関連株中心に買いが入り全体相場は反発。自動車株も全体にしっかりした動きとなった。
スズキが20日発表した2003年3月期連結決算は、売上高が初めて2兆円を突破するなど、売上高、各利益段階とも過去最高の業績となった。ただ、東京で会見した鈴木修会長は「今日は過去最高とか言わんようにしようと、社内でも打ち合わせしてきた。皆さんもそう書かないでください」と、引き締めに必死だった。
スズキは、自己株式3000万株を取得すると発表した。機動的な資本政策を展開するため、自己株式の取得枠を設定するとしている。自己株式を取得することで、株式需給を引き上げて、株主に還元する方針だ。
スズキは19日、250ccバイク3車種の車体色を変更し発売する、と発表した。250ccスクーターの『スカイウェイブ250タイプS』には、シルバー系を追加し、全4色とする。また川崎重工業からOEM供給を受けているロードスポーツバイク『GSX250FX』とオフロード車『250SB』も車体色を変更または追加する。3車種とも価格は据え置く。
スズキは、本格4WDの軽乗用車のジムニーに上級仕様の装備を求める男性を主なターゲットにした特別仕様車ランドベンチャーを14日から発売した。
軽自動車トップメーカーにしてGM(ゼネラルモーターズ)グループのスモールカー分野の優等生となったスズキ。2003年3月期の連結売上高を2兆円に乗せ、「浜松の中小企業」(鈴木修会長)を世界に飛躍させた鈴木会長の社長・会長在任期間は25年に達する。鈴木会長は「ポスト修体制」の確立と転換期の舵取りを津田紘社長に委ねた。
スズキは24日、『Kei』とマツダ『ラピュタ』の前席シートに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。今年3−4月に生産された219台が対象。運転席及び助手席シートに組み込まれているヘッドレストブラケットとシートバックフレーム部の溶接強度が不足しており、追突などの衝撃を受けた場合、溶接部が破損して乗員に傷害を与えるおそれ。
スズキは、若者を中心に人気の高いトラッカータイプの250ccバイク『グラストラッカー』、『グラストラッカービッグボーイ』を一部改良、車体色を変更して5月26日から発売すると発表した。
スズキは、インドの四輪車生産販売子会社のマルチ・ウドヨク社が19日に生産累計400万台を達成したと発表した。記念すべき400万台目は『アルト800cc』だった。
スズキは、トラディショナルなスタイルで、気軽に乗りこなせる250ccバイクの『ボルティー』に白の特別バージョンを設定して5月16日から発売する。
スズキは、極太タイヤや幅広ハンドルなど、ユニークなスタイルの街乗りバイクの『バンバン200』を一部改良するとともに、新色を設定して5月16日から発売すると発表した。
軽自動車でトップシェアのスズキは、連結売上高が国内自動車メーカーでは6番目の2兆円の大台に乗るとともに、経常利益も3期連続の増加となることが確実になったと産経など大きくが取り上げている。新社長に就任したばかりの津田紘社長が各紙のインタビューで明らかにした。