インド新車市場でトップシェアを誇るスズキのインド子会社、マルチスズキは1日、1月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は11万5433台。前年同月比は5.2%増と、8か月ぶりに前年実績を上回った。
11万5433台の販売台数の内訳は、インド国内が10万1047台。前年同月比は0.6%増と、8か月ぶりのプラスとなった。輸出は1万4386台。前年同月比は54.3%増と、2か月連続で前年実績を上回る。
車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『ゼン・エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』などが、トータル8万8377台を販売。前年同月比は2.4%増と、持ち直した。
Aセグメントの下に位置するCセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が1万2439台を販売。前年同月比は10.8%減と、7か月連続のマイナスだ。
マルチスズキのインド国内販売が10万台を超えたのは、2011年3月以来、10か月ぶりとなった。