スズキが2011年の東京モーターショー11で初公開したコンセプトカー、『レジーナ』。32km/リットルという圧倒的な低燃費を実現した同車が、3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショー12に別の車名で出品されることが分かった。
これは1日、同社の欧州法人が明らかにしたもの。ジュネーブモーターショー12にレジーナが、『G70』というネーミングで出品されると告げられたのだ。
このG70という車名、欧州市場で重視されるCO2排出量が、70g/kmという高い環境性能をアピールするためのネーミング。800ccの直噴ガソリン3気筒ターボエンジンや730kgの軽量ボディが、優れた環境性能を実現する。
また、エアロダイナミクス性能も徹底追求。同社は、「スズキの欧州Aセグメント車と比較して、G70の空気抵抗は10%以上小さい」と説明している。