『スイフト』の前身にあたる『カルタス』の初代モデルは1983年9月に登場。4輪で軽自動車(とジムニー)以外のスズキの小型車としては、1965年12月登場の『フロンテ800』以来、実に18年ぶりのモデルだった。
先週国内で発表された新型『スイフト』。欧州では10月のパリオートショーで正式デビューするが、北米市場でも新型への移行と共に10年ぶりに販売再開されることが決まっていたようだ。
フォードとの提携強化で大規模集団化をめざしている長安汽車。現在の主力は、旧型『フィエスタ』をベースとした、フォードの第三世界向けモデル『アイコン』の、中国向けモデルのフィエスタ(現在のフィエスタとは無関係)やスズキ設計の『リンヤン』(スズキ『カルタス』)など。
スズキは、パリモーターショーに出展したスポーティなコンセプトカーの『コンセプトS』を、2004年からハンガリーのマジャールスズキ社で『スイフト』(日本名『カルタス』)の後継車として生産すると発表した。