
日産、国内全工場で生産・出荷を再開---受注は前年8割の水準
日産自動車は11月8日、無資格者の完成検査問題の影響で停止していた国内向けモデルの生産・出荷を国内全6工場で再開したことを明らかにした。

日産 西川社長「リスク影響縮小に取り組む」…検査不正などで通期営業利益を400億円下方修正
日産自動車が11月8日に発表した2018年3月期の第2四半期累計(4~9月期)連結決算は、国内工場での完成検査不正など関する費用計上が影響し、営業利益は前年同期比17%減の2818億円となった。

日産自動車、営業益17.0%減…完成検査問題で通期見通しも下方修正 2017年4-9月期決算
日産自動車は11月8日、2017年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。完成検査問題の影響を考慮し、通期営業利益の見通しを400億円減の6450億円へ下方修正することを明らかにした。

【池原照雄の単眼複眼】検査不正で想い起こした喜一郎氏の黒ずんだ指先
日産自動車とSUBARU(スバル)で明るみに出た無資格者による完成車検査問題は、いつしか不正を埋没させてしまう長年の慣行の恐ろしさを見せつけた。

日産、7日から生産・出荷を再開---追加改善措置の実施を条件に
日産自動車は、無資格者の完成検査問題で国内向けモデルの生産を停止していた日産車体を含む国内の完成車生産拠点6工場で再発防止策を実施して11月1日から11月7日までに、国土交通省の立ち入り検査を受けたと発表した。

日産、検査員の認定テストでも不正---適格性も揺らぐ
日産自動車の不適切事案が拡大している。自動車の安全性をチェックする完成検査で、同社はこれまでも無資格の補助検査員が行っていたことが発覚していたが、資格者である完成検査員の認定でも不適切行為があることが、新たにわかった。

【新聞ウォッチ】またもや「やっちゃった」日産---監査時に替え玉、検査員試験でもイカサマ
スバルの吉永泰之社長は冒頭、資格のない従業員による完成車両の検査問題に触れ、「ご心配、ご迷惑をおかけしたことを改めておわびします」と陳謝。さらに、その問題に対応する費用として、100億円を見込んでいることも明らかにした。

日産、工場再開のめど立つ---早ければ7日から
日産自動車は6日夜、工場での生産再開について発表した。国内の生産拠点6か所のうちオートワークス京都を除く5工場で、7日から順次再開する。

日産 GT-R、米国で2018年型…最新コネクト装備して10万ドル切るグレードも
日産自動車の米国法人、北米日産は11月3日、『GT-R』の2018年モデルを発売した。

NISMOフェスティバル20周年、富士スピードウェイで開催 11月26日
日産自動車とニスモは、恒例となったファン感謝イベント「NISMOフェスティバル」を11月26日、富士スピードウェイで開催する。