
【新聞ウォッチ】日産、役員報酬も”過去最高”の大盤振る舞
今年も株主総会のシーズンが到来したが、日産自動車が19日開く定時株主総会で、役員の報酬総額の上限を15億円から20億円に引き上げることなどを骨子とする定款変更を提案する。日産はカルロス・ゴーン社長の方針で、2年連続で社員の給与を増額しているが、役員の報酬も増やし「やる気」を引き出すのが狙いという。

【株価】日産が1000円台回復、いすゞが再加速
海外投資家の買いが入り、全体相場は3日続伸。自動車株は高安まちまちとなった。日産自動車は3日続伸。一時1000円の大台を回復した。一方、トヨタ自動車とホンダは上値が重く、それぞれ反落。いすゞは再び上げ足を速めてきた。

日産が中国戦略を加速!! ---乗用車の生産能力、27万台へ
日産自動車は、中国の合弁工場の東風汽車グループでの乗用車生産能力を現在の6万台から、2004年に27万台と、4.5倍に引き上げる方針を明らかにした。日産は東風汽車と提携、7月1日から新合弁会社の業務を開始する。

【株価】大手3社が続伸し、いすゞは小反発
米国株式の下落を嫌気し、全体相場は反落。下値では海外投資家の買いが入り、平均株価の下げ幅は33円にとどまった。自動車株は高安まちまち。大手3社がしっかり。日産自動車が続伸し、トヨタ自動車とホンダは小幅ながら続伸、いすゞは売り買いが交錯したが、結局は小反発。

【今日のプレゼント】新型『プレサージュ』を含む6車種からお好きなものを
日産自動車では応募者の中から抽選で新型『プレサージュ』を含む6車種の中からお好きなモデルを1名様にプレゼントする「Enjoy Your Tomorrowキャンペーン」を実施している。締め切りは6月23日の17時。

【株価】いすゞはスピード調整? ---6日間で4割の上げに利益確定の売りも
日産自動車が前日比6円安の966円と反落し、トヨタ自動車は30円安の3050円と5日ぶりに反落。ホンダも50円安の4490円と反落した。いすゞは6日間で4割の上げを演じたとあって、利益確定の売りが相次ぎ141円で変わらず。

日産カーウイングスの料金を値下げ、7月1日から
日産自動車は、情報サービスのカーウイングスの料金体系を7月1日から変更すると発表した。料金を値下げして入会を促進する。

東風汽車社長の中村日産常務は次期日産COO候補
日産自動車は9日、中国・東風汽車との合弁会社「東風汽車有限公司」を設立、同社の社長に当たる総裁には、このプロジェクトを担当してきた中村克己・執行役員常務(49)が就任した。中村氏は、カルロス・ゴーン社長の後任として2005年に就任するCOO(最高執行責任者)の有力候補のひとりであり、今後、中国事業を軌道に乗せるという「最終試験」に臨むことになる。

日産の中国事業が本格始動---東風との合弁を設立
日産自動車株式会社は9日、中国の東風汽車との間で合意していた新合弁会社「東風汽車有限公司」を同日付で設立したと発表した。7月1日から事業開始する。

日産がSARS対策義援金2250万円を中国政府に
日産自動車は6日、新型肺炎SARSの対策義援金を中国政府と北京市政府に寄付すると発表した。中国政府に100万元(約1500万円)、北京市政府に50万元(約750万円)の合計150万元を贈り、SARS渦の早期収束の活動に役立ててもらう。